弦楽四重奏 患者らくつろぐ 半田で読響コンサート =愛知
入院患者らを前に演奏する読響の弦楽奏者(7日、知多半島総合医療センターで)
知多半島総合医療センター(半田市)で7日、読売日本交響楽団メンバーによる「読響ハートフルコンサート」が開かれ、患者や医療者ら約100人がくつろいだ表情で演奏に聴き入った。
コンサートは、がん患者らを支援する公益財団法人正力厚生会が主催し、全国のがん診療連携拠点病院などで開催している。
バイオリン、ビオラ、チェロによる弦楽四重奏で、エルガー「愛のあいさつ」、ビバルディ「春」、モンティ「チャルダッシュ」や映画音楽など9曲が演奏された。「川の流れのように」が奏でられると身を乗り出して聴く人もいた。アンコールでは、「ふるさと」を全員で歌い、最後は「情熱大陸」で元気に締めくくった。
入院患者の馬場明子さん(63)は演奏を聴くうちに涙が出て、「病室でつらい時間を過ごして自分を責める思いもあったが、生の演奏を間近に聴き、心が震えてプラス思考になった」と話していた。