患者ら癒やす 弦楽四重奏 読響メンバー 墨東病院でコンサート =東京
読響メンバーの演奏に聴き入る患者ら(27日、墨田区で)
読売日本交響楽団(読響)のメンバー4人による「読響ハートフルコンサート」が27日、墨田区の都立墨東病院で開かれた。バイオリンとビオラ、チェロによる弦楽四重奏の美しい音色に、患者や職員ら約170人が聴き入った。
コンサートは、がん患者らの支援に取り組む公益財団法人「正力厚生会」と読響が共同で開催。闘病中の患者やその家族らを元気づけようと、2007年度から全国のがん診療連携拠点病院などで実施している。
この日は、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジークから第1楽章」や、ビバルディの「『四季』から"春"第1楽章」など計11曲を披露した。スタジオジブリの映画「となりのトトロ」の「さんぽ」が演奏されると、患者らは体を揺らすなどして楽しんでいた。
入院患者の渋谷賢二さん(64)は「生の弦楽四重奏はとても迫力があった。治療を頑張り、フルオーケストラのコンサートにも行ってみたい」と笑顔だった。