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病院に四重奏の調べ 新発田で読響コンサート =新潟

   弦楽四重奏を披露する読響のメンバー

 読売日本交響楽団(読響)のメンバーによる「読響ハートフルコンサート」が1日、新発田市本町の県立新発田病院で開かれた。入院患者や職員など約100人が、バイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏の美しい音色に耳を傾けた。
 がん患者らの支援に取り組む公益財団法人「正力厚生会」と読響が2007年度から全国の病院で行っており、県内での開催は今回で3回目。
 この日は読響のメンバー4人が、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章や美空ひばりさんの「川の流れのように」など8曲を披露。最後はアンコールを受け、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」で締めくくった。
 入院患者の女性(62)は「手術をしてつらかったが、すばらしい演奏を聴いて励まされた」と感動していた。