助成事業

県立病院で読響演奏会 宮崎

美しい音色を奏でる読響のメンバー

 読売日本交響楽団(読響)のメンバーによる「読響ハートフルコンサート」が10日、宮崎市北高松町の県立宮崎病院であり、入院患者ら約150人が聴き入った。
 同コンサートは、公益財団法人「正力厚生会」と読響が、全国のがん診療連携拠点病院などで2007年度から続けている。今年度は全国の8医療機関で行われる。
 県立宮崎病院でのコンサートでは、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や美空ひばりさんの「川の流れのように」など約10曲を演奏。アンコールでは入院患者らが演奏にあわせて「ふるさと」を合唱した。
 入院中の宮崎市新栄町の会社員(38)は「楽しかった。良い癒やしになりました」と笑顔だった。