弦楽四重奏 癒やす音色(大阪)
美しい音色を奏でる読売日本交響楽団のメンバー(大阪市天王寺区で)
読売日本交響楽団(読響)のメンバーによる「読響ハートフルコンサート」が18日、大阪市天王寺区の大阪赤十字病院で開かれ、患者ら約100人が弦楽四重奏の調べに聴き入った。
この日はバイオリン、ビオラ、チェロの奏者4人が、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章や、「川の流れのように」、映画「となりのトトロ」のテーマ曲など10曲を披露した。
通院で訪れた同区の主婦(66)は「演奏を聴いて伸びやかな気持ちになった。疲れやストレスを忘れさせてもらいました」と話していた。
コンサートはがん患者や家族への支援に取り組む公益財団法人正力厚生会と読響が2007年から全国の病院で行っている。