助成事業

宮古の病院で読響がコンサート(岩手)

 被災地の復興を願う読売日本交響楽団の「読響ハートフルコンサート」が18日、岩手県宮古市の県立宮古病院で開かれ=写真=、患者ら約50人が弦楽四重奏を楽しんだ。
 コンサートは、がん患者やその家族の支援事業に取り組む公益財団法人正力厚生会が、5年前から全国各地の病院で開催。クラシックや歌謡曲など計9曲が演奏され、同県陸前高田市出身の歌手千昌夫さんの「北国の春」も披露された。
 入院中の同県山田町に住む男性(64)は「リハビリを頑張ろう、という気持ちになれました」と笑顔だった。