読響 癒しの音色(香川)
香川県立中央病院で開催された「読響ハートフルコンサート」
高松市番町の県立中央病院で27日、読売日本交響楽団の弦楽器奏者4人による「読響ハートフルコンサート」が開かれ、入院患者ら約150人が弦楽四重奏の澄んだ音色に聴き入った。
コンサートは、がん患者や医療機関への支援事業を行っている公益財団法人・正力厚生会が全国の病院で開いている。この日はバイオリニストの田村博文さんらが、南館10階の会議室を会場に、ボロディンの「ノクターン」やエルガーの「愛の挨拶」、日本の童謡「ふるさと」など計9曲を披露した。
クラシックが大好きという女性(50)は「院内でコンサートがあると聞き、楽しみにしていた。懐かしい曲ばかりで、元気が出ました」と話していた。