助成事業

四重奏の調べ 患者ら魅了(長野) 

演奏する読売日本交響楽団員

読響、信大病院でコンサート

 読売日本交響楽団(読響)のメンバーが入院患者らに生演奏をプレゼントする「読響ハートフルコンサート」が16日、松本市旭の信大病院で開かれ、約70人が弦楽四重奏の音色に耳を傾けた。

 同コンサートは、がん患者の支援事業などに取り組む公益財団法人「正力厚生会」が読響と協力し、2007年から始まった。これまでに札幌、名古屋などの医療機関約25か所で開催している。

 この日は赤池瑞枝さん(バイオリン)、薄田真さん(同)、長岡晶子さん(ビオラ)、林一公さん(チェロ)が信大病院の会議室で演奏。「となりのトトロ」「星に願いを」「見上げてごらん夜の星を」など11曲を披露した。