助成事業

上越の中央病院で読売日響が四重奏(新潟)

 上越市新南町の県立中央病院で7日、読売日本交響楽団による「ハートフルコンサート上越」が開かれた。入院患者ら約150人が、弦楽四重奏の美しい調べに聴き入った。
 コンサートは、がん患者の支援事業などに取り組んでいる正力厚生会が、2007年度から同楽団と協力して全国各地の病院で開催しており、県内では初めて。
 バイオリンやビオラ、チェロの4人が出演。ビートルズの「イエスタデイ」や美空ひばりの「川の流れのように」など10曲を披露した。入院患者の女性(59)は「とても楽しく、いい気晴らしになった」と喜んでいた。