助成事業

院内に読響の調べ(東京) 

患者らの前で演奏する読響のメンバーたち

 日の出町

 入院患者らに音楽の生演奏を楽しんでもらおうと、日の出町大久野の日の出ヶ丘病院で2日、「読響ハートフルコンサート」が開かれた。
 このコンサートは、がん患者の支援事業などに取り組んでいる正力厚生会(辻哲夫理事長)が、読売日本交響楽団と協力して各地の病院で開催している。
 この日は、バイオリンの鎌田成光さんと赤池瑞枝さん、ビオラの小山貴之さん、チェロの渡部玄一さんの4人が出演。ハイドンの「ひばり」やボロディンの「ノクターン」、日本の童謡「ふるさと」など計9曲を披露した。
 会場の多目的ホールに集まった約100人の患者や医療従事者たちは、弦楽四重奏の美しい調べに聴き入っていた。