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読響コンサート 患者の心癒やす(高知)

弦楽四重奏に聴き入る患者ら(高知市で)
読売日本交響楽団(読響)のメンバーによる「読響ハートフルコンサート」が26日、高知市池の高知医療センターで開かれた。患者や職員ら約100人がバイオリンとチェロ、ビオラが奏でる弦楽四重奏に聴き入った。
会場では、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など計10曲を演奏。終了後、会場は大きな拍手に包まれた。通院している同市の主婦(66)は「あっという間の1時間でした。なじみのある曲ばかりでとても楽しめた」と晴れやかな表情で話した。
コンサートは公益財団法人「正力厚生会」と読響が、2007年から全国のがん診療連携拠点病院などで開催。同センターでは14年8月に演奏を行っている。