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図書館をがんの情報拠点に 国立がん研究センターが講座、無料配信

オンラインで行われた連携ワークショップ

 正力厚生会では、身近な図書館をがん情報の普及拠点にする国立がん研究センターのプロジェクトを支援しています。活動の柱は、図書館へ約40冊のがんの冊子セットを贈る「がん情報ギフト事業」と「図書館&がん相談支援センター連携ワークショップ(講座)」。今年は、10月9日に司書や医療関係者対象の同講座をオンラインで開催しました。この内容は、第22回図書館総合展―オンラインで11月いっぱい無料配信されます。

 担当は、同センターのがん対策情報センター(若尾文彦センター長)です。昨年から当財団の助成を活用し、講座開催地域の図書館に冊子を集中配布して、相乗効果を図っています。今年は近畿地方を中心とする42図書館に冊子を贈り、大阪で講座を開く予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でオンラインに切り替えました。

 当日は112人が参加し、病院と連携する図書館の先進事例の発表を聞きました。和歌山県立図書館で、がん経験者の公開講座や健康相談サロンを共催している同県立医大付属病院の発表者は、「講座を院内で開いても広がりがなく、患者は参加しづらい場合があります。誰もが来やすい図書館で開催できるのは助かります」と話していました。

 がんの冊子セットがある図書館は全国で385館(9月現在)で、ネットで「がん情報ギフト 冊子が手に取れる図書館」と検索すると調べられます。