お知らせ

国立がん研究センターが図書館総合展で当財団後援のフォーラム開催

 横浜市のパシフィコ横浜で開かれた第21回図書館総合展(2019年11月12-14日)で、正力厚生会が助成している国立がん研究センターのがん対策情報センターが、図書館司書らを対象にしたフォーラム「健康医療情報の地域資源としての公共図書館」を開きました=写真=。

 正力厚生会では、がんに関する冊子セットを図書館に寄贈する同センターの「がん情報ギフト事業」を支援しています。図書館総合展への参加は、こうした事業を広く図書館関係者に知ってもらい、図書館に地域の健康医療情報の入り口役を果たしてもらう狙いで実施されました。展示会場には、この冊子セットなどを陳列するブースも設けました。

 13日午前に行われたフォーラムは、100人以上の参加で立ち見も出る盛況ぶり。まず、同センターの八巻知香子医療情報サービス室長が、病院と図書館の協力の意義について説明した後、実践報告として近隣の逗子市立図書館をはじめ、埼玉県、石川県、大阪府堺市の図書館司書らが講演しました。

 図書館内や病院、役所など各機関との連携が広まることが役に立つといった説明に、参加者は熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。