助成事業

ハートフルな調べに150人(石川)

弦楽四重奏を披露する読売日本交響楽団のメンバー

 読売日本交響楽団のメンバーによる「読響ハートフルコンサート」が23日、内灘町の金沢医科大学病院で開かれ、患者や職員ら約150人がバイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏の調べに聴き入った。

 公益財団法人「正力厚生会」と同楽団が、がん患者とその家族の支援に取り組む事業の一環として、2007年度から各地の病院でコンサートを企画している。

 この日は、同楽団のメンバー4人が、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第1楽章や唱歌「ふるさと」など、クラシックやアニメのテーマソングなど全11曲を奏でた。会場内からは「日頃の疲れが癒やされるような美しい演奏に感動しました」などの感想が寄せられた。