助成事業

読響 病院で演奏(石川)

 読売日本交響楽団(読響)による「読響ハートフルコンサート」が24日、金沢市鞍月の県立中央病院で開かれ、入院患者や付き添い家族ら約180人が聞き入った。
 同コンサートは、がん患者の支援事業などに取り組む公益財団法人「正力厚生会」が読響と連携し、全国の病院で行っている。
 この日は、ビオラの小山貴之さんら4人の弦楽四重奏により、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や、映画「となりのトトロ」の「さんぽ」などが演奏された。
 入院中の加賀市の女性(51)は「病院で生の音色を聞けるとは思わなかった。気分転換になった」と笑顔を見せていた。