助成事業

読響 癒しの調べ がんセンターで(神奈川)

 読売日本交響楽団の弦楽器奏者による「読響ハートフルコンサート」が11日、横浜市旭区の県立がんセンターで行われ、患者ら約100人が演奏に聞き入った=写真=。
 読響ハートフルコンサートは、がん患者や医療機関への支援事業を行っている公益財団法人・正力厚生会が2007年から全国の病院で開いている。
 この日は、バイオリニストの田村博文さん(56)ら4人が、ボロディンの「ノクターン」やブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」、童謡「ふるさと」などを奏でた。
 相模原市南区から訪れた女性(73)は「娘の手術が不安だったが、気が少し晴れました」と笑顔で話していた。