助成事業

美しい音色、患者ら聴き入る(三重)

演奏を披露する読売日本交響楽団のメンバーたち

 入院患者らに生演奏を楽しんでもらおうと、読売日本交響楽団のメンバーによる「読響ハートフルコンサート三重」が20日、津市の三重大付属病院ロビーで開かれ、患者ら約100人が弦楽四重奏の美しい音色に耳を傾けた。
 がん患者の支援事業などに取り組んでいる正力厚生会が、読売日本交響楽団と協力して全国各地で開催している。県内の開催は初めて。バイオリンの杉本真弓さんら4人が出演。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」やディズニー映画音楽の「星に願いを」など10曲を演奏した。また、コンサートに来られない患者のため、小児病棟でも演奏した。