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助成事業 QOLへの助成

県から神鈴会、はなみずきの会=兵庫

 公益財団法人正力厚生会(辻哲夫理事長)が公募していた2013年度がん患者団体助成事業の交付対象に、県内からは県喉摘障害者福祉協会「神鈴会」(高砂市)と「はなみずきの会」(西脇市)が選ばれた。交付金額はそれぞれ20万円と15万円。両団体の活動を紹介する。
 
 ◆声取り戻す教室開く 
 ◇県喉摘障害者福祉協会 神鈴会(高砂) 
 喉頭がんなどで声を失った患者らが1969年に設立。声を取り戻すための発声教室を開いたり、手術後の不安や悩みの相談に応じたりしてきた。現在、会員は約280人に上る。
 発声教室は神戸市をはじめ、西宮、姫路、明石、三田市内で定期的に開催する。
 食道発声は、食道に空気を通し、ゲップを出す要領で声を出す。ただ、腹筋が必要で習得も難しく、会話ができるレベルに達するには相当の訓練が必要という。同会では、震動器具を喉に当てて声を出す「電気式人工喉頭」なども含めて、声を取り戻すリハビリを支え合っている。
 同会の和田修会長(69)も約20年前に声帯を取り除く手術を受けた経験を持つ。「みんなで励まし合えば絆も生まれるし、必ず上達できます」と話している。
  
 ◆「交流会で悩み相談を」 
 ◇はなみずきの会(西脇) 
 2010年1月、北播磨で初の乳がん患者の会として発足。「がん診療連携拠点病院」に指定されている市立西脇病院(西脇市下戸田)を中心に活動している。会員は30~70歳代の49人。
 奇数月の最終土曜日の午後に患者の交流会を開いている。交流会後には食生活と肥満、リハビリ体操、がんの診断と治療などの勉強会もある。講師は同病院の医師や薬剤師、管理栄養士らがボランティアで務める。
 同会では乳がんの早期発見のため「定期検診を受診してほしい」と呼び掛けている。交流会や勉強会への参加は誰でも可能で、会員以外は参加費500円が必要。
 三輪教子代表(54)は同病院乳腺外来の医師で6年前に自身も乳がんの手術を受けたという。「家族にがんの苦しみを伝えられない人もいる。会に参加して悩みを打ち明けてほしい」と話している。
 

(2013年03月17日)

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