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助成事業 QOLへの助成

正力厚生会今年度助成 県内2団体を選出=神奈川②

NPO法人「脳腫瘍ネットワーク」の宮下のりこ代表(東京都千代田区で)

 公益財団法人「正力厚生会」による2012年度の「がん患者団体助成事業」の助成対象に、県内から、「Hope Tree」(川崎市中原区)とNPO法人「脳腫瘍ネットワーク」(横浜市神奈川区)の2団体が選ばれた。団体の活動を紹介する。
 
 ◇「脳腫瘍ネットワーク」(横浜市神奈川区) 
 ◆患者家族の心の受け皿 
 NPO法人脳腫瘍ネットワークは、脳腫瘍の患者と家族を支援するため、2006年に設立された。
 代表の宮下のりこさんは02年7月、当時8歳だった一人娘・ななさんを小児脳腫瘍で亡くした。01年8月、悪性の脳腫瘍と診断された。相談する相手も見つからず、「生きていてほしい」と、ひたすら日記につづった。亡くなる年の4月から約2か月間、娘の希望をかなえ、小学校に通わせた。マヒで会話もままならない中、「みんなと話せてうれしい」と、笑顔で通学していたななさんの姿が忘れられない。
 同ネットワークのホームページの掲示板には、「脳腫瘍とはどんな病気なのか」「どの病院に行けばいいのか」といった患者の家族らからの相談が絶えない。年2回、専門医を招いて講演会を開催して患者家族らに参加してもらい、専門医に、悩みを相談する場を設けてきた。宮下さんは「家族にとっては受け入れるのも難しい病気。少しでも内面を吐露できる場を設け、適切な治療を受ける機会を与えられれば」と話す。
 

(2012年04月04日)

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