ページの先頭です 本文へ メインメニューへ
現在位置 : トップ > 助成事業 > がん患者団体助成 > 読売新聞で紹介された患者団体 >  乳がん患者支援の人材育成 弘前の団体 正力厚生会が助成金=青森
助成事業 QOLへの助成

乳がん患者支援の人材育成 弘前の団体 正力厚生会が助成金=青森

弘前市で開かれたピアサポーター養成講座。今年の講座運営に助成金が生かされる(昨年10月撮影、ほほえみネットワーク提供)。

 乳がんと闘う人たちを支援する弘前市の患者会「ほほえみネットワーク」が、公益財団法人正力厚生会の2012年度がん患者団体助成事業の交付対象に選ばれた。昨年度に続く2回目の交付決定。ネットワーク会長の赤石敏子さん(64)は「地道な活動の励みになる」と喜んでいる。
 ネットワークは09年5月、自らも乳がんを発症した赤石さんが、入院先の病院などで知り合った同じ境遇の仲間とともに設立した。設立3年前の06年に乳がんの手術を受けた赤石さんは「女性にとって乳がんは不安なもの。気持ちの分かりあえる仲間が心の支えだった」と振り返る。
 会員は約140人。地元の弘前市のほか、むつ市や秋田県大館市など遠方のメンバーも多い。2か月に1回開く「サロン」に集まり、医師や看護師から医療情報を聞いたり、患者同士で体験談を語り合ったりしている。昨年の秋は温泉旅行で交流も深めた。今回の助成金は10万円。昨年と同様に乳がん患者を支援する人材を育てる「ピアサポーター養成講座」の開催費用に充てる考えだ。
 ピアサポートは、仲間による支援を意味する。がんを患う人の相談相手となるためには、他人に情報を漏らさないなどの最低限の心構えが必要なことから、ピアサポートの実情に詳しい人を招き、役割や重要性を説明してもらう予定だ。
 昨年の養成講座は7月から11月まで全4回行い、毎回約60人が出席。医師や看護師から、乳がんの基礎知識やカウンセリングの方法などを学んだ。ネットワークの熊地由紀子さん(48)は「本県は乳がん患者を支える取り組みが遅れている。全国の先進地の事例を紹介し、広めていきたい」と話す。
 今年の養成講座は、夏頃に1回開催する予定。受講は無料。申し込みと問い合わせは、ファクス(0172・38・0014)で。がん患者団体助成事業の応募方法などの問い合わせは、正力厚生会事務局(03・3216・7122)へ。
 

(2012年03月15日)

本文の終わりです